日本語小説の校正を、執筆の流れで。illusions の校正機能

書きながら気になる表記を見つけ、読み返しながら文を整える。日本語小説の推敲では、間違いを探すことと、作品の声を守ることの両方が大切です。illusions の校正機能は、文章内の確認が必要な可能性のある箇所を自動で検出し、本文と校正パネルから一つずつ見直せるようにします。

ただ機械的に直すための機能ではありません。置換できる提案は必要なものだけを反映し、意図して使っている表現は無視できます。固有名詞や造語など、作品固有の言葉はユーザー辞書へ登録できます。推敲の判断を著者の手元に残したまま、確認作業を進めるための校正機能です。

illusionsで小説本文の校正結果を確認し、右側の校正パネルから指摘を開く画面

文章の気になる箇所を、本文と一覧で確認する

校正機能を有効にすると、見直しが必要な可能性のある箇所が本文上に表示され、インスペクターの「校正」パネルには検出結果が一覧で並びます。本文を読み続けたまま、確認する箇所を選べるため、長い原稿でも推敲の流れを保ちやすくなります。

検出結果は、エラー・警告・情報で絞り込めます。表示順は出典別、出現順、重要度順から選択でき、いま優先したい見直し方に合わせられます。全文をもう一度確認したいときは、再検査も実行できます。

見直したいことillusions でできること
気になる箇所を本文で確かめたい本文の表示と校正パネルを行き来して確認
優先順位をつけて直したいエラー・警告・情報でフィルターし、重要度順に並べ替え
ルールごとに整理して見たい出典別にグループ化して表示
原稿全体を改めて確認したい全文を再検査

校正結果を重要度で絞り込み、出典別や重要度順に並べ替えるillusionsの校正パネル

直すかどうかを、自分で選べる

校正結果には、確認の理由が表示されます。置換できる提案がある場合は、元の表現と提案後の表現を見比べてから「置換」を選べます。提案をすべて自動で反映するのではなく、文脈や登場人物の話し方を読みながら判断できることが、創作の推敲では重要です。

著者の意図による表現であれば、その指摘を無視できます。同じ指摘を原稿内でまとめて無視することも可能です。無視した指摘は設定から管理・再表示できるため、あとで方針を変えた場合にも見直せます。

また、辞書系のルールセットが対応している場合は、指摘された語をユーザー辞書へ追加できます。人名、地名、造語、専門用語などを登録することで、作品世界の言葉を繰り返し確認する手間を減らせます。

校正の置換候補を確認し、指摘を無視または語をユーザー辞書へ追加するillusions

小説からブログまで、文章の用途に合わせる

同じ基準ですべての文章を校正すると、小説らしい口調や会話文まで均一にしてしまうことがあります。illusions では、校正モードを切り替え、文章の目的に合わせて適用するルールを選べます。

校正モード向いている文章
小説フィクション。文体の個性を尊重しながら見直したい原稿
公用文公的機関・公的な案内文
ブログ読みやすさを重視した Web 記事
学術客観性と構造を意識した論文・学術文書
SNS簡潔な短文投稿

設定画面では、校正機能のオン/オフ、校正モード、ルールセット、各ルールの有効・無効を管理できます。対応するルールでは、会話文を検査対象から外す設定も選べます。創作では意図的にくだけた話し方を使うことがあるからこそ、作品に合う見直し方を選べます。

小説、ブログ、学術など文章の用途に合わせて校正モードとルールを選ぶillusions

校正から推敲までの使い方

  1. インスペクターで校正機能を有効にします。
  2. 本文の表示または校正パネルから、確認したい指摘を選びます。
  3. 指摘の理由と置換候補を確認し、必要なものだけを置換します。
  4. 意図した表現は個別または同じ指摘ごとに無視し、固有名詞や造語は対応する場合にユーザー辞書へ登録します。
  5. 原稿の用途に応じて校正モードやルールを整え、必要に応じて全文を再検査します。

省電力モードが有効なときは、バッテリーを節約するため校正機能が一時停止します。必要なときは校正パネルから一時的に有効化できます。

小説を書きながら校正結果を確認し、必要な提案だけを置換するillusionsの推敲フロー

書いた言葉を守りながら、読み返しやすくする

推敲は、原稿を正解に近づけるだけの作業ではありません。作品の声を残しながら、読者へ届く文章に整えていく時間です。illusions の校正機能なら、気になる箇所を見つけ、理由を確認し、直すかどうかを自分で決められます。

執筆、校正、原稿整理までを一つの作業空間で進めたい方は、illusions のダウンロードページ をご覧ください。

よくある質問

校正結果はどのように確認できますか?

本文上の表示と、インスペクターの「校正」パネルの一覧から確認できます。校正パネルでは、重要度での絞り込みや、出典別・出現順・重要度順での並び替えが可能です。

校正の提案を自動で置換できますか?

置換候補がある指摘では、元の表現と候補を確認してから、指摘ごとに「置換」を選べます。文脈に合うかを確認しながら反映できます。

小説の固有名詞や造語を校正対象から外せますか?

意図した指摘は無視できます。また、辞書系のルールセットが対応している場合は、指摘された語をユーザー辞書へ追加できます。

小説以外の文章にも使えますか?

はい。小説、公用文、ブログ、学術、SNS の校正モードを選べます。文章の目的に合わせて、適用するルールを調整できます。

この記事をシェア

機能一覧

長編を書くための、作業机。

書く、見直す、守る、仕上げる。長い物語を書き通すために必要な道具を、この机の上にすべて揃えました。

書く・組む

日本語小説を、作品の姿のまま書くための機能。

縦書き・横書き編集

ルビ・縦中横・傍点

日本語組版コマンド

見出し・基本書式

見直す・整える

文章を確認し、表現を選び直すための機能。

5つの校正モード

指摘の修正・無視・再確認

単語頻度・語彙分析

守る・戻す

原稿を保存し、作業の節目へ戻れるようにする機能。

5秒ごとの自動保存

過去の版へ復元

illusions iOS

ローカル保存・プライバシー

仕上げる・届ける

原稿を印刷・電子書籍・投稿先に合わせて書き出す機能。

PDF・DOCX・EPUB・HTML

EPUBの本づくり

投稿サイト向け変換

自分の環境に合わせる

作業環境を執筆の習慣と端末に合わせる機能。

段落番号

省電力モード

組み込みターミナル